イトオテルミー療法について

自然治癒力を最大限に引き出す温熱療法、それがイトオテルミーです。

イトオテルミーは1929年に日本で生まれた温熱療法です。冷温器といわれる金属製の管に、薬草でできた線香を点火して挿入し全身をマッサージします。
身体の流れに沿って温熱刺激するので、リンパと血液の流れがよくなります。冷えている所を温めるので、全身が軽くなりポカポカしてだるさが緩和されますよ。

もちろんポカポカするだけではなく、特定の症状に応じた(例えば、眠りが深くなるテルミーや、目がシャキッと開くテルミーなどの)施術方法もあります。

人間の身体は一つに繋がっているので、肩こりでも足の治療が必要なことがありますし(足つぼマッサージがそうですね)、膝の痛みでも背中、腰など全身を治療すると改善することもあります。痛みの出ていない所にも『滞り』がある場合が多いのですね。

肩こりで治療に来られて、テルミーしてみると腰、背中、肩甲骨がこっていたりします。また、どこも悪くないと思っている方でも、テルミーをかけてみると、"こり"や痛みになる前の段階の『滞り』があったりもします。ですから、定期的にテルミーすることによって様々な病気や怪我の予防にもなります。

テルミーで使う器具

冷温器テルミー線テルミースコープ
冷温器は万年筆大の金属管で、内管にテルミー線をはめ込んで点火し外管をかぶせて使います。冷温器は医療器具(承認番号:20600 BZZ00243)として承認されています。テルミー線はモグサを含む数種類の植物成分で出来ている太い線香状のもので独特の香りがあります。テルミースコープは、冷温器で直接で刺激できない場合(火傷や湿疹) や、一気に熱を入れたい時に使用します。
イトオテルミーについての詳しい説明は、イトオテルミー親友会のサイト私の娘のサイトをご覧ください。